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人の体内では常に酵素が活動しています。
汗を発汗させたり食べたものを消化したりと、様々な種類の酵素が見えないところで働いています。
その中でも消化酵素は体内の酵素だけでは負担が大きく、食事から積極的に摂ることで負担を減らすことが出来るのです。
そこで、体内で活動する3つの消化酵素と、酵素をたっぷりと含んだ食品をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
アミラーゼ(炭水化物分解酵素)
特に唾液や膵液に多く含まれているアミラーゼという酵素は、白米やパン、麺類などの炭水化物をブドウ糖やオリゴ糖、マルトースといったものに分解する役割があります。
小学生の理科の実験(?)でご飯を口の中で噛み続けていると、だんだん甘くなってくるような実験をしましたが、これは唾液のなかに含まれるアミラーゼの働きによって、炭水化物に含まれているでんぷんを分解している証なのです。
このアミラーゼをより活性化させるためには、日ごろからよく噛んで食べることが大切です。
この食物酵素を豊富に含む食材は…
- 大根
- キャベツ
- アボカド
- フルーツ全般
- かぶ
- 人参
などの食材が挙げられます。
リパーゼ(脂肪分解酵素)
胃や膵臓で多く分泌されるリパーゼ。
摂取した脂質を脂肪酸とグリセリンに分解して、活動エネルギーとして吸収しやすいようにしてくれます。
このリパーゼは絶え間なく分泌されていますが、体内の酵素のみに頼っていると消化できない脂肪が出てきてしまうのです。
そうなると血液の流れが悪くなってしまったりする原因になってしまうので、食品からリパーゼを摂ることで必要な分だけ吸収することができます。
またリパーゼは脂肪の燃焼にも効果があるので、ダイエットに取り組むのであれば、積極的に取り入れると効果的です。
リパーゼを多く含む食品は…
- 納豆
- アボカド
- 大根
- トマト
- セロリ
- ホウレンソウ
といった食品に多く含まれています。
プロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)
リパーゼと同様に胃や膵臓から分泌される酵素です。
摂取したたんぱく質をアミノ酸に分解して吸収しやすくしてくれます。
たんぱく質がきちんと胃で消化されずに腸までいってしまうと、消化しきれなかったものが悪玉菌の栄養になってしまう可能性があります。
悪玉菌によって発生する毒素が血液に流れ出すと、体内環境が悪化してしまい、さまざまな影響を起こすことがあるのです。
プロテアーゼがしっかりと活動することで、たんぱく質が消化され、健康的な体内環境がキープされるのです。
プロテアーゼを多く含む食品は…
- 納豆
- キウイ
- メロン
- いちじく
- パイナップル
- パパイヤ
などの食品に多く含まれています。
食物酵素とは
食物酵素は以外にも手軽に取り入れることが出来ます。
ですが、酵素は熱に弱い性質があるので、生で新鮮なうちに食べるようにしましょう。
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